ビットコインなどの仮想通貨でプレイ可能なオンラインカジノは増えてきています。中にはカジノライセンスの関係で導入できなかったりするカジノサイトもあるようです。
また、ベラジョンカジノのようにマルタのライセンスからキュラソーのライセンスに切り替えることで仮想通貨の入出金に対応したサイトもあります。
年々価値は飛躍的に上がっていますが、ライセンスによっては導入できないなど未だに仮想通貨は信頼性が低いとされているのかもしれません。
今回はオンラインカジノにおいて、仮想通貨の長所や短所について説明します。
オンラインカジノでの仮想通貨のメリット・デメリット
仮想通貨のメリット・デメリットについて解説します。
仮想通貨のメリット
オンラインカジノで仮想通貨を使用するメリットは少なくありません。特に仮想通貨の取引を普段から行っている、という方ならウォレットをそのまま使用できるのでメリットはかなり大きいでしょう。
1.匿名性が高い
ビットコインは匿名性が高いです。クレジットカードなどと違い、カード番号を知られることもないので個人情報を保護することができます。
最近は「ビットカジノ」のように本人確認書類の提出をせずに出金できるオンラインカジノも増えているため、より安全にプレイ可能です。
2.取引手数料が安い
カジノへの入金時などに円からドルに変換する時、カジノ口座から銀行口座への出金時にドルから円に変換する時に3%程度の為替手数料がかかります。
ビットコインは取引所にもよりますが円からビットコイン、ビットコインから円に変換する手数料は1%未満です。この2%以上の差は、かなり大きいです。
3.送金速度が速い
他の送金方法より劇的に速い訳ではありませんが、「他の送金方法と比較して遜色ないスピード」という理由ならメリットになり得るでしょう。
入金・出金ともにVenus Pointなどのバーチャル口座と変わらない程度のスピードで反映されます。
仮想通貨のデメリット
仮想通貨のデメリットを示します。
1.為替変動リスクが高い
ビットコインはメリットが多いのですが、こちらが唯一といってもいい明確なデメリットかもしれません。
価格は年を追うごとに上がり続けていますが通貨である以上、暴落する可能性もあります。実際、2017年12月に240万円まで上昇しましたが、2020年の10月あたりまでは50~100万円前後を推移していました。
2021年6月現在は400万円前後ですが、700万円まで上昇した時もありました。
2.単位が分かりにくい
現在のレートは1ビットコイン約400万円です。例えば400円を表すと0.0001BTCとなります。小数点が多すぎて、パッと見ではいくらか分かりにくいですよね。
ビットコインの最小単位で「satoshi」があり、1satoshiが1億分の1ビットコインです。400円なら10,000satoshiとなります。今度は0が多く感じないでしょうか?
1,000分の1ビットコインとして「mBTC」という単位を使っているカジノサイトもあります。今後、仮想通貨が扱うサイトが増えていけば統一されてくるかもしれません。
まとめ
希望的観測ですが、バーチャル口座が減ってきているため今後ビットコインでの入出金が可能なオンラインカジノは増えていく可能性は高いでしょう。
ビットコインはインフレしにくい性質を持つ通貨なので、保有しているだけでもメリットは高いです。